おす邸の天井

ダメな男の日常を綴る場所

温泉に行ってきたよ

やぁみんな、アル中お兄さんだよ。




秋も深まる今日この頃。皆さんどうお過ごしだろうか。

お兄さんは突発的に「紅葉見たい」「温泉行きたい」欲に襲われて、先日友達と温泉に行ってきたよ。

今回はその話。









f:id:osti:20181024184001j:plain

JR白石駅で友人と待ち合わせた後、夜勤明けで超グロッキーだったお兄さんは友達とドライバーチェンジ。

ちなみに面子は高校の同級生、一人はコイツ。
https://twitter.com/noaF91?s=09

というかほぼペーパードライバーだったから夜勤明けであろうがなかろうが友達に頼んでいたと思うけどね。



f:id:osti:20181024184805j:plain


道中、酒とツマミを買ってから(定型文)定山渓方面へ。


友1「すごい天気だねぇ」
ぼく「そりゃ僕らの日頃の行いがね…」

ノア「俺のおかげだな」

ぼく「いや、お前がいるせいで今日寒いんだよ。日頃の行い的には俺らプラスで君マイナスなんだから」

ノア「は???」
ジャンルで言えば悪行超人な癖に何を言っているのか。
コレガワカラナイ…。



などと会話しながら、友1の動向で一行はノースサファリサッポロによることに。

http://www.north-safari.com/





f:id:osti:20181024223035j:plain

入り口からして異様な雰囲気。
置物かと思ったら全然生き物でしたわ。

てかね、臭い。仕方ないんだろうけど終始臭い




f:id:osti:20181024223418j:plain



f:id:osti:20181024223707j:plain



f:id:osti:20181024223835j:plain



サファリパークというよりは隔たりのない動物園って感じ。

全体的に生き物達と近い。

大きかったり猛獣でない限りは基本放し飼いですよ。
なかなかこういう場所はないんじゃないかな?

自分達が檻の中に入るイメージ。
普通におっかねぇ。




f:id:osti:20181024224311j:plain


あと蛇を乗せてもらいました。

ひんやりしてたよ。
当職の顔は相当強張っていたそうで。



f:id:osti:20181024225827j:plain

かわいい。
やっぱ猛禽類は良い。
探せば博士と助手もいたかもしれない。

じゃぱりぱー。




あと、デンジャラスゾーンっていうコーナーがあるんだけど是非行った際は入ってみてね。

途中の「?」って書かれてる場所は必見だよ。
必ず中を覗くように。

お兄さんとの約束だぞっ。






あと敷地内にはアスレチック施設もあって、年甲斐もなくオッサン三人ははしゃいでしまいましたとさ。


f:id:osti:20181025010645j:plain

f:id:osti:20181026033348j:plain

終始使い方がわからなくて連行される宇宙人みたいになってました。








その後、定山渓温泉に到着して遅めの昼食。

f:id:osti:20181025185328j:plain

この野菜天が最高なの。
運ばれてる様がアダムスキー型のUFOみたいで笑った。




ほんでもってチェックイン前に定山渓ダムへ。

f:id:osti:20181026022754j:plain

f:id:osti:20181026023100j:plain


景色がほんと最高。

なおエレベーターなんて近代的な設備はあるはずもなく、傾斜40℃くらいの階段をひたすら登り続けた模様。

またもやオッサン三人は瀕死。



そのあとは宿にチェックインして、紙しばいたり酒飲んだり飯食ったりしたよ。(適当)(写真撮ってない)

あ、定山渓で開催してたイルミネーション見てきました。

f:id:osti:20181030105345j:plain

写真だと微妙だけどとても綺麗でした。(KONAMI)





次の日はノアが部屋のサンダルを履いたままチェックアウトして見送りのお姉さんに爆笑されるといったイベントをこなしつつ、豊平峡ダムへ。


ダムの手前で車を停め、電気バスでダムまで移動しようとすると

ノア「歩いて行こう!」

とバカがまた言い出したので残り二人で全力で反対しバスに乗り込んで移動開始。

(危うく真っ暗な山中のトンネルを30分以上歩き続けることになりかけた。)




f:id:osti:20181030105202j:plain

f:id:osti:20181030105552j:plain



景色が最高(2回目)。

その後は名物ダムカレーを食べて帰りました。



f:id:osti:20181031144935j:plain




なんだかフツーに旅行の雑記になってしまった…まぁええやろ。

あ、そうそう。
新作がそろそろ始まるらしいので、せっかくだから寄ってきた。



f:id:osti:20181031145059j:plain


いやぁ楽しみですなぁ。

ほんじゃ、今回はこの辺で。
ばいなら。










追伸:12月に関西いきます。

週末すすきの日誌

やぁみんな。
アル中お兄さんだよ。

今回は先日行ってきた飲み会の話をするよ。







早速だけどまずはこのお店から。







この日は職場の仲良い人達と飲み会で、お兄さんは仕事終わりにまっすぐすすきのへ。

バスと地下鉄に揺られながら着いたのは中央バスセンター近くにある海鮮居酒屋『蛇之助』。


https://s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1013913/top_amp/


サッポロファクトリーへ向かう通りを一本横に入ると、マンションの立ち並ぶ中にお店の看板が見えてくる。


f:id:osti:20180918184518j:plain



飲み歩きが好きな先輩イチオシということでかなり期待大。
少し高めなお店ということもあり、期待と不安を抱きながら看板の下で他の面子を待つことに。



f:id:osti:20180918185003j:plain



程なくしてメンバーが揃い店の中へ入ると、店内は一応カウンター席はあれど、基本的に全席個室。

なんだかんだ個室って落ち着けるからいいよね。

お兄さん的には他のお客さんの顔が見えるのも好きなんだけど。
喧騒に飲まれながら酒を飲む感じ。居酒屋に来てるって感じがして良いんすよ。




奥の席へ通されると、店員さんが何やらデカイ襖みたいなのを運んできた。

「こちら本日ご用意できる日替わりの品です」とのこと。
なるほど、メニューとは別にその日限定のメニューも別にあるのね。
(案の定写真は撮り忘れる。)

ただこのメニュー表、インパクトもあって面白いし見易くて良いんだけど、誰かが個室の襖を開ける度にガンガン引っ掛かってたのが少し厄介だった。
しまいには店員さんも引っ掛かってて笑った。



とりあえず飲み放題を付けて試合開始。
ここの飲み放題、少しお値段は高めだがビールはプレモルプレモル黒も飲めちゃう。黒なんて家で滅多に飲みませんからね。嬉しい。

しかも日本酒の種類がかなりあって、日によって飲める種類が変わったりするらしい。

これは危険なかほりがする。




そして飲み物と一緒に出されたお通しが驚き。

f:id:osti:20180920183621j:plain

これって…アワビじゃ…ねぇのか?
(SIREN阿倍顔)


話には聞いていたがまさか本当に出てくるとは。
こんなん出されたらもうポテサラのお通しとか食えねぇよ、食えねぇ…。


まあ色々と頼んだワケですが、なかでもお兄さんにビビっとキタものを何品かご紹介。


f:id:osti:20180920184230j:plain

↑鮪の断面刺し

断面刺しって何?えっ、グロいの嫌だよ?

って運ばれてきたのがコチラ。
あ~断面ってそういう…。

魚目線ならグロいといえばグロいかもしれんが、人間とはかくも残酷な生き物なのです。

赤身と脂身を両方楽しめる最強のアテでした。



f:id:osti:20180920184816j:plain

↑馬刺の階段盛り


これまた写真栄えする一品。

部位の違う馬刺がそれぞれ段盛りになっているのだけど、もうこれが最高に日本酒に合うのよ。


f:id:osti:20180925012008j:plain

↑生親子丼


"生"親子丼って何?と気になって頼んでみたらコレが来たわけ。

もうね、なんと罪深い食べ物なのかと。

ユッケ丼とも言えそうな、酒のアテになるタイプのメシですね。
卵かけご飯で酒を飲んでしまうアル中お兄さん的には最強のどんぶりでした。

ワサビが効いてて最高。




そんなこんなで男五人で散々飲み食いしたけど、お通し・飲み放題込みで一人4.4kくらいだったので、かなり良いお店だった。

トイレの中で確実に5~6kは覚悟してたからね。
ここは是非道外から来た人も連れていきたい。

反省点としてはプレモルが強すぎて日本酒が全然飲めなかったこと。プレモルと黒を延々交互に飲んでました。










そんでもって次の日。

前日の記憶が飛び飛びになる程度には飲んだのに、その日もまた昼から飲みに行ったのでした。
記憶障害ここに極まるって感じ。



この日は友達と二人で札幌駅~すすきのと、南下していく感じで攻めることにした。

だいたい2時過ぎくらいからキックオフ。


まずはこの前ブログに書いた『立呑みパラダイス』で前哨戦。

f:id:osti:20180925013225j:plain


串とハムカツでホッピーを流し込むと、昼まで残っていた頭痛がスーッと消えていった。

バファリンの優しさではなかなか頭痛の引かないお兄さんだけど、迎え酒をすると不思議とサッパリ。

酒は薬(確信)。



そんでもって次は大通公園へ。

ちょうど札幌オータムフェスタをやっている時期だったので、割かしお得そうなセイコーマートブースのワインとツマミのセット(1k)で軽く乾杯。

f:id:osti:20180925014024j:plain


ワインもツマミもなかなか良かったっす。

セコマの一品おかずって普段あまり食べないけど、こんなクオリティのあったっけ?ってくらいには美味しい。量も二人で軽くつまめるくらいのボリュームで非常にコスパも良好かと。
ワインは安定した味。毎年やたらとプッシュするからね~セコマは。

そしていよいよすすきのへ。


まずはすすきの交差点にあるラフィラ地下の『北海堂』へ。

https://s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1055487/top_amp/

このお店、一応肩書きは定食屋ってことらしいんだけど、すすきのでは有名な0次会の店らしく店員さんの第一声も「お飲み物何にしましょう?」でちょっと笑ってしまった。どんな定食屋だよ。




ここ、何がすごいってクラシックが250円。
出てくるジョッキもこんな感じで、ちゃんとビール。

f:id:osti:20180925014711j:plain

これにはダメ人間もニッコリ。
昨日散々プレモルを飲んだというのに、この男「やっぱりクラシック、神」って言いながら飲んでましたよ。
おどれ何でもええんちゃうんか?
そんなことはないんですよ、ホント。

酒のアテには鮭ハラスと鮭トロ丼をチョイス。



f:id:osti:20180925014910j:plain

これがもう最強にウマイの。

しかもこのお店、なんとご飯は一杯までおかわり無料。
カウンターで生卵も一人一つまで貰えちゃう。
これはデブカツ!が捗る。

これで750円なんだからどうやって採算取ってるんだろう…などと考えてるうちに気がつくと既にビール二杯目。
そりゃ止まらねぇよ。



鮭ハラスも信じられないボリュームで出てきて、二人でつついても全然追い付かないような感じ。
皿からはみ出してたからね。
危うく成仏するところでした。あぶないあぶない。




そしてこの日最後のお店、『すわ』へ。

https://s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1047413/



ここも札幌の立呑屋では有名な所。

f:id:osti:20180925020410j:plain

雰囲気がかなりあるお店で、お兄さんはこういう雰囲気のお店大好きです。



ここでは焼き豚が有名らしいので、早速頼むことに。
モツ煮も合わせて注文。



f:id:osti:20180925015825j:plain

f:id:osti:20180925015857j:plain




焼き豚はジューシーで非常に食べ応えアリ。
三本300円で値段も良い感じだで。

モツ煮も安定した味。
無限にホッピーが進む進む。



f:id:osti:20180925020334j:plain

メニューの串に『たまご焼き』があったので頼んでみることに。
なるほど、そういう感じなのね~。

ほんのり甘味で良い具合にアテに出来る感じだね。



そしてまたここでもちょい呑みセットを頼み忘れる痛恨のミス。
まあお腹も結構良い具合だったし、多少はね…。
次は忘れません。

そしてやはりというか、ここは気持ち高めになりました。セットを上手く使わないとアカン感じのお店という感じかな。それでも十分安いんだけど。



そんなこんなでこの日は引き上げることに。
銭湯行って帰ったよ。

2日かけてひたすら飲み食いして終わった週末でした。



マージで最近食い過ぎ。
ジムでも行くべきか…うごご。








以上、このままだと履けるズボンがなくなりそうなアル中お兄さんでした。

次回は何書くかまだ未定だけど、多分お酒の話だと思います。

ではまた。

立呑屋に行ってみた話。

皆さんこんにちわ。

コンビニで季節モノの酒に半額ラベルが貼ってあるとテンションの上がるアル中お兄さんだよ。






今回は札幌の立呑屋さんに行ってきたから、その話をするよ。






そもそも立呑屋って?

まあ読んで字の如く『立ちながらお酒を飲むお店』のことです。決して如何わしいお店ではない。

ぼくが初めて立呑屋に行ったのは、大阪の西成にあるとあるお店。
現地の友人が何件か連れていってくれたのだけれど、その独特の雰囲気と鼻から前頭葉が飛び出るような値段の安さに衝撃を受け、すっかり魅了されてしまったのだ。







札幌にもあんな立呑屋はないものだろうか…と食べログやらヒトサラと睨み合ってみるものの、なんだかオサレな雰囲気のお店ばかり。

違う、確かにそういうお店はお店で行ってみたいけど、そういうことじゃないねん…立ちバルって何だよスゲー良さそうジャン…。








あと値段。
正直、西成価格が北海道でもあるとは思っていなかったが(あっても絶対に行かない)、それにしてもそこそこな値段がする。

ほとんど居酒屋一件ぶんくらいの予算設定が多い。これでは居酒屋の中で立ってるようなもの。罰ゲームかよ。








そしてそもそも札幌、立呑屋自体の数が少ない。

北国故にお店は基本的に屋内、大阪のような雑多な雰囲気の立呑屋というのは土地柄的に難しいのだろうか…。







しかし、そこで諦めてはダメ人間の名が廃るというもの。

しばらくレビューやブログを眺め続け、理想に近い立呑屋を何件か見つけた。










f:id:osti:20180912150722j:plain
そんなこんなで中央区まで出てきたよ。




さて、今回行くのは札幌駅周辺のお店。

まず足を向けたのは札幌駅直結のビルにある『立呑みパラダイス』。




ここのお店はなんといっても14時から16時半までの限定でやっている立呑セット。
コイツを楽しみに15時頃に突撃するも、なんとこの日は17時からの開店。そんなぁ…。










仕方ない、と頭を切り替えプランBへ。

本当は二軒目に行こうと思っていた『すいえん』へ向かうことに。

https://s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1001545/top_amp/




『立呑みパラダイス』は後に回すことにした。





f:id:osti:20180912151401j:plain

場所は駅前通に面した日本生命ビルの地下一階。
赤レンガテラスの真向かいって言えば判りやすいかな。





ガラス張りのオサレビルに入り中央の吹き抜けエレベーターをくだっていくと、なにやら食事処が集中したエリアに。


お高そうなお店からよく知ってるチェーン店まで。色とりどりの廊下を抜けていくと、フロアの片隅にお目当てのお店が。

f:id:osti:20180912152156j:plain





店内は縦長で奥に続く作りで、なかなかの狭さ。

右手側にカウンターがあり、そこで最初にモノを買い、自分で席に持っていくスタイル。


さぁてどいつを頂こうかと、カウンター上に貼られたメニューを眺める。


ここのお店も『すいえんセット』なるモノがありなかなかコスパも良さげだったが、お腹の具合を鑑みてとりあえず『スーパードライ(350円)』と『冷奴(200円)』を注文。


席はテレビ真下の端席にした。
まだ4時前だというのに店の中はなかなか混んでいて、良さげな席はここしかなかったのである。






まずはビールを一口。
アル中お兄さんが生を実感する瞬間である。生だけに。

値段がかなり安めだったので不安だったが、出てきたのはしっかりした中ジョッキ。
この日は秋の入り口といったような気温だったが、結構歩き回って汗もかいていたので、スーパードライのキレ味はちょうど良く感じた。



冷奴は生姜の上に鰹節を散らしたよく見る姿。
これよこれ。
すかさず醤油をたっぷりかけて頂く。

うむ、実に安心する味。
豆腐の食感と、醤油でくたくたになった鰹節が風味を整えるこの感じ。
こういう時、つい心の中で某グルメ漫画の台詞を呟いてしまう。

こういうのでいいんだよ、こういうので。



ここのような安さを売りにしたスタイルの店なら、下手に一品モノを頼むより見知った味の物を頼んだ方が案パイだろう。
(すいえんは一品モノもなかなか美味しいらしいです!)
どうやらこの読みは今回当たったらしい。

ボリュームも200円ならなかなかの大きさ。お兄さんの貧乏食いなら余裕で3杯は飲める量だ。





店の中をチラリ、と見渡せば、隣には大きめのバックパックをカウンターに掛けたお兄さんがちびちびとやっている。恐らく先ほど言ったすいえんセットだろう。
後ろにはいつから飲んでいるのかわからん爺さんが顔を真っ赤にしながらテレビを眺めている。
遠巻きには店の主人となにやら語らう別の爺さんの声。

これだよ、ぼくが行きたかったのは。

今は遠い記憶の中の西成とはまた違うが、この良い意味で殺伐としている感じ。
心地よい無言の間というか、必要以上に他人を気遣わない雰囲気がある店だった。



ちなみに写真が全然ないのは、お店のそういう雰囲気もあってなかなか撮れなかったから。
流石のアル中お兄さんも、席にでかでかと『携帯禁止!!!』と書かれている所ではオタク全開でパシャパシャ撮れませんでした。

(禁止ってのは多分通話のことだろうけど。)



結局すいえんではもう一杯ビールを頼んで40分ほどで退散。

ビール二杯に冷奴で締めて850円也。
うーむ、充分安く感じる。






店を出てからは次の立呑みパラダイスの開店時間まで駅前をぶらぶらして時間潰し。






17時より少し前に店の前に行くと、もう開いているようだった。

f:id:osti:20180912185352j:plain

札幌駅の地下鉄8番出口のすぐ横、札幌国際ビルの中に入って行き、目の前に出てくるエスカレーターを登るとすぐに横に見えるのが『立呑みパラダイス』だ。

https://s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1049254/top_amp/

f:id:osti:20180912190042j:plain

のれんを潜ると、店員のお姉さんが「お好きな席にどうぞ」と言うので、今度はテレビの良く見える端席に。



程なく先ほどの店員さんが注文を取りに来た。
どうやらここは店員さんを呼んで注文するスタイルらしい。



グルッとメニューを眺め、とりあえず『麒麟一番搾り(400円)』と、何やら異彩を放っていた『デカめの串カツ(正式名忘れた)(400円)』を注文。



先の店ではサラッとした物で終わったので、時間的にも少し胃に溜まる物が欲しくなってきていた。
ここで油物は我ながらナイスな選択だろう。



注文してすぐに運ばれてきた『麒麟一番搾り(400円)』。

f:id:osti:20180912211027j:plain

グラスもキンキンに冷えてご機嫌なご様子。

グビリと一口流し込むと、たまらず息が漏れる。
これぞ経口補水液
永遠に飲んでいられるね。




串カツを待ちながらチビチビやっていると、続々と他のお客さんがやってくる。

お兄さんより先に飲んでいたスーツのおじ様とご婦人、テレビを眺めている間にやってきた30代くらいのお姉さん。
先ほどの店よりも幾分柔らかい雰囲気。

夜も近いからか0次会のような人が来るのかも。
言うて平日なんだけどね。




そんな感じで店の中を眺めていると、先程のお姉さんが慣れた口調でホッピーを注文する。

ホッピー…。
結局未だに飲んだことがない。






そんなことを考えていると、店員のお姉さんがお待たせしました~と『デカめの串カツ(400円)』を運んできた。

f:id:osti:20180912212446j:plain


おお、デカイ。




すかさず店員さんに『ホッピーセット(400円)』を注文。

すぐに冷えたホッピーのナカと、キンキンの白ホッピーがやってきた。

f:id:osti:20180912212835j:plain

ホッピーの飲み方は一応知っている。
確か、冷えたグラスに入っているナカ(焼酎)に氷をガラガラと入れ、ホッピーを勢い良く注ぐ…。
決してマドラーは使わない。

これでホッピーの完成だ。




まずはグビリと流し込む。





…成る程、これはこれでアリだな。






ホッピー初体験の我が身としては、舌当たりはビールだが後味は完全に焼酎。
なんとも不思議な味だ。

正直、アル中お兄さんは焼酎があまり得意じゃない。
しかし、これはなかなかイケる。



これを戦後間もない時代の先人達がビールの代替え品として飲んでいた…なんとも感慨深い思いが湧いてくる。
いつだかTwitterで話したが、ホッピーは言うなれば昭和の発泡酒、立ち位置的には現代のストゼロであろう。
いつの時代も、ダメ人間達はアルコールを求めていたのだなぁ。


そんなことを考えながら、串カツを頬張る。

サクッとした衣に、ソース味の効いたカツが口一杯に油と共に広がる。
そしてすかさずホッピーを流し込む。


俺は今、生きている…。


これほど生の充足を感じられる瞬間があるだろうか。
生だけに。
あっ、生じゃなかった。



しかしこの串カツ、かなりのボリュームだ。

クソ貧乏人間であるアル中お兄さんならば、これなら四杯はイケる。


カウンターの奥に引っ込みそうになっていた店員さんを呼び止め、たまらず『ホッピーのナカ(250円)』を頼む。




また冷えたグラスに入ったナカが運ばれてきた。



また同じ要領で氷とホッピーを注ぐ。
成る程、人により程度は変わるが、ホッピーなら生をそのまま頼むより安上がりだ。

お兄さんのように外でも安く飲みたい社会的に最低の人間なら間違いなく一杯目からホッピーであろう。

更にケチれば最初のホッピーセットで三杯はイケるかも…。
そんなことを考えながら試合終了。




お代は正味合わせて1500円ほど。

少し高めだが、今回『立呑みパラダイス』では噂のセットが頼めなかったので、言うなれば本調子ではなかった。
足のないジオング、最終回のメガボイジャーみたいなものである。

近いうちに『立呑みパラダイス』にはリベンジする予定なので、その時にはまたブログでご報告します。















さぁて、いい具合になりながら帰りのバスに乗るために停留所へと向かう。


f:id:osti:20180912215656j:plain


途中、見上げた空がとても綺麗に見えた。


ビルに溶け込む夕焼けが、なんとも言えない景色に見えてくる。











帰路につくバスの中、アル中お兄さんはなんとも言えない幸福感に包まれていた。



西の空は暁に染まり、東には宵闇が迫っていた。






家に着いたぼくは、セブンの鍋焼うどんを食べて寝ました。







以上。














PS:次はいよいよすすきのせんべろ編です。

話題のアレを飲みました。

皆さんこんにちわ。
神泡キットで発泡酒を飲んでるアル中お兄さんだよ。





ところで皆はストゼロって飲んでるかな?

最近やたらと流行ってる、所謂"9%飲料"ってやつ。

アル中お兄さんも勿論飲んでたんだけど、いかんせん体に合わなくて、最近はすっかり飲んでいなかった。
そんな時に現れたのがコイツ。






サッポロビールから新発売された缶チューハイ、その名も99.99(フォーナイン)。

f:id:osti:20180909052227j:plain

なぁにコレ?(純真)
まーたポッと現れた高アルコール飲料がよぉ~





何故お兄さんがこんな否定的な書き方をするのか。

それは9%飲料そのものにも無論原因はあるのだが、問題なのは『サッポロビールの9%』というところなのである。






記憶に新しき例のアレ。サッポロの産み出した忌むべき遺産。

その名も『レベル9』。もうコイツが絶望的なまでに不味かった。

f:id:osti:20180909052323j:plain

本当に一瞬だが、発泡酒系の高アルコール飲料が流行りそうな瞬間があった。キリンが『のどごしストロング』とか出していた頃である。

それ以前にもコンビニとかの自社ブランドがビール系高アルコール飲料は出してたけど、てんで話題にはならなかった。やはりビッグネームが看板引っ提げてやってくるのは違う。

そんな折に現れた忌み子。コイツを体内に受け入れたのは後にも先にも一回こっきりだが、あの時のことは今でも鮮明に覚えている。

つい最近も夢に現れ、寝起きのシーマ中佐みたいになった。これ実話。

そんなこんなで高アルコール発泡酒のブームの出だしをポッキリ折った…か、どうかはわからないが、とにもかくにもアル中お兄さんの中では『サッポロの9%はヤバイ』という方程式が組上がっていた。









そんな中、彗星の如く現れたフォーナインくん。疑ってかかるのも無理はないというわけ。どうせ君も僕を裏切るんだ!






しかし、フォーナインくん自身に罪はない。
そんなこんなでアル中お兄さんは久方ぶりに9%飲料をセブンのカゴに突っ込んだ。
(勿論口直しのクラシックも一緒に)


というわけで早速飲む。
フレーバーはレモンと無糖(クリアドライ)の二種だったので、とりあえず両方買ってきた。最初はレモン。


まずは缶のまま、直飲みだ。
缶チューハイという、おおよそ礼儀や作法とは縁遠い代物を飲む時に気にすることではないが、缶チューハイはそのまま直接飲むことがお兄さんの中ではマイフェイバリットなのである。実にどうでもいい。




プシュッと炭酸の弾ける音と一緒に、柑橘系の香りがフワッと鼻に触る。

グビリ、と一口。
ゴクリゴクリと喉に流し込む。






……ええやん!!





最初に口から出た感想がそれであった。



まず、なんとも飲みやすい。

まるで香り付の炭酸水だ。

いや、炭酸水は流石に言い過ぎたかもしれない。
しっかりとした飲み応えは感じる。

しかし、この飲みやすさを言葉で表すならそんな表現にもなるだろう。




この飲みやすさの理由は、恐らく甘味料。

我々のような酒に舌と肝臓を持ってかれた駄目人間達の中には、あの甘味料特有の後味の悪さが苦手だという者も多い。

かくいうお兄さんもその口で、甘味料はストゼロが苦手な理由の1つであった。

それがどうだ、フォーナインくんからはあの特有の後味を感じない。

そもそもカロリーゼロを唱っていない商品故に、糖類に関する縛りがないのであろう。レモンフレーバーから感じるのは確かな酸味と、果実のほのかな甘味くらいである。







しかし、それだけではない。
まだフォーナインくんには秘密がある。


その謎を解くために、我々は南米の熱帯雨林へと飛ぶこともなく二本目の無糖フレーバー(クリアドライ)を開けた。



今度は少し手法を変えて、タンブラーに氷を落として飲んでみる。直飲み?知らん。

注ぐ度に弾ける炭酸に、パキパキッと氷が軋む音の二重奏がなんとも耳に心地よい。

またグビリと一口。








…やばい、これはやばい。
無性に揚げ物を頬張りたい衝動にかられる。



先ほどのレモンがレモン味の炭酸水なら、こちらは最早炭酸水である。

しかし、本当に雑味がない。

同じ無糖でも、ストゼロのようなドライ系とは全くキャラが違う。あちらがハイロー系アジアマフィアなら、フォーナインのクリアドライは東城会の若頭といった感じ。あまり上手い例えになっていない気がする。気にしない。

ストゼロのドライ系って、香りとかピールみたいなものも入っていて、なんというか純粋な無糖ではないじゃない?


フォーナインのクリアドライは、本当に何の調香もされていない感じで、香りはほぼ無臭。

味はというと、純粋に水とアルコールといった感じ。

しかも、そのアルコールも低価格帯缶チューハイによくある『薬のようなアルコール』ではない。


それもそのはず、フォーナインの売りは『99.99%の高純度ウォッカ』で作っていること。

この圧倒的な純度がフォーナインの名前の由来であり、最高の飲みやすさの秘密なのだ。秘密というかパッケージに書いてあるから秘密でもなんでもないのだが。

f:id:osti:20180909053335j:plain
(パッケージといえば、フォーナインはパッケージがバリクソにカッコいい。メインターゲット層を二十代に絞ったような近未来感のあるデザインだ。なんだかメタ○ルギアみたいだよね)


先ほどレモンを飲んだ時に感じた、『甘味料以外の飲みやすさ』のポイントである『アルコールの質の高さ』が、純粋な炭酸割りであるクリアドライを飲むことでハッキリとわかる。









…しかし、フォーナインの真の実力をアル中お兄さんが知ったのは、これよりも更に後のことである…。


皆様、お忘れではなかろうか。
高アルコール度数飲料の宿命、悪酔いである。

ストゼロを飲んだ次の日の朝ほど、前日の自分を絞め殺したい時はない。
吐き気を伴う頭痛が昼過ぎまで続くあの感覚…。
(個人差があります。お兄さんはそうなります。)

そんなことをアル中お兄さんが思い出したのは、フォーナインを飲んだ次の日の夕方くらいであった。











…そういえば、今日頭痛くねぇな。

いやいやそんなバカな、たまたまコンディションが良かったのだろうとその日もフォーナインを飲んで寝てみた。しかし、明くる日もまた、あの頭痛はやって来なかった。



ええい、ならばこれでどうだと500ml缶を二本飲んだ。ストゼロならばこれは致死量だ。次の日は間違いなく薬の切れた強化人間状態になる。



しかし、その次の日も…頭痛は起きなかった。




もはや認めざる負えない。


これが、フォーナインの『高純度ウォッカ』なのだ。

次の日試しにストゼロ飲んだら二時間後くらいに死んだので間違いない。






勿論、人によってはストゼロの方が好き!という方もいるだろう。しかし、アル中お兄さんのような陥落寸前の肝臓、宇宙要塞ホルモンをお持ちの諸兄には、断然フォーナインをお薦めする。

昨今の『酔えればいい』という風潮に一石を投じる缶チューハイだと思う。
『美味しく酔いたい』というのは飲んべえ共通の性だ。誰もエタノールを飲みたい訳ではない。








一つ不安があるとすれば、この味がずっと続くかどうかという所。昨今の飲料業界はとにかくコストカットが主流の戦法になりつつある、その煽りを食らわなければ良いけど…。









秋には新フレーバーであるグレープフルーツが早くも登場するらしい。今から楽しみなことこの上ない。

f:id:osti:20180909053052j:plain

それでは、今回はこの辺で。


適度な量と水分補給で、レッツエンジョイアルコールライフ!


















追伸:後日調子こいて四本開けたら普通に頭痛になったよ。